こんにちは!
旅ブログ『Tabi &』を運営しているトラベルライターのくまおです❁
空いっぱいに浮かぶたくさんのカラフルな傘。SNSなどで一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか?
国内外問わず傘を吊るした装飾を街中で見る機会も増えてきましたが、ポルトガルにあるアゲダ(Agueda)という小さい町が発祥と言われています。
アゲダの傘祭りとは?
『メリー・ポピンズ』からインスピレーションを受けたとも言われるこの傘祭りの正式名称はアンブレラ・スカイ・プロジェクト(Umbrella Sky Project)。
2012年にポルトガルのアゲダという町で始まり、今では世界各国から観光客が訪れる町の一大イベントとなりました。
アンブレラ・スカイ・プロジェクトはもともと夏のポルトガルの強い日差しを遮るように傘を吊るしたのが始まりだそう。連なる傘で影ができて涼しさを感じます。
この町の夏の風物詩となりつつあるアンブレラ・スカイ・プロジェクトは毎年7月から9月まで開催されます。
ポルトからアゲダへの行き方
ポルトガルの主要都市で言うと、アゲダへはポルトから約2時間、リスボンからは約3時間半で行くことができます。
Tabi &ではポルトからの行き方を紹介します!
サン・ベント駅(Sao Bento)
↓ 5分 €1.45~1.60
カンパニャン駅(Campanha)
↓ 47分~1時間22分 €3.55~20.80
アヴェイロ駅(Aveiro)
↓ 37分 €2.20
アゲダ駅(Agueda)
スタートはポルトのサン・ベント駅から!アズレージョと呼ばれるタイルが印象的な駅です。同じポルト市内にあるカンパニャン駅へ移動します。
クラス(一等車/二等車)や乗車時間で運賃にかなり変動があるので、ご自身のプランにあわせて選んでみてください!
最寄りであるアゲダ駅に着いたら、まずはアンブレラ・スカイ・プロジェクトのマップを探しましょう!
ポルトガル鉄道のHP(CP – Comboios de Portugal)にFrom/Toと日付を入力するだけで、電車賃や所要時間を簡単に検索できます◎
アンブレラ・スカイ・プロジェクトの様子
ここからはアンブレラ・スカイ・プロジェクトの様子を紹介していきます。
ちなみに、傘の柄など毎年アートの種類は変わるようです。
一番有名なメインストリートへ向かう途中も様々なアートを楽しむことができます!
個人的にお気に入りなのが、このカラフルな風船。壁のリフレクションも華やか♡
柄の入った透明の傘も涼し気…!
そして…こちらがメインストリート!一瞬で幸せな気持ちになります♡
よく見ると街灯のポール部分にもカラフルなペイントが…!
アズレージョと呼ばれるタイルとの共演も♡
とにかく至る所がポップでカラフルなアンブレラ・スカイ・プロジェクト!アートが美しいというだけでなく、訪れた人全員を幸せにするイベントです。
さいごに
アンブレラ・スカイ・プロジェクトは夏の3ヶ月間のみの開催になるので、ポルトガル旅行を検討している方には、このイベントにあわせてぜひ夏に行ってほしい!(切実)
アゲダへは、ストライプ柄の家が並ぶ港町『コスタ・ノバ』とあわせて観光することをお勧めします◎どちらの町もアヴェイロが起点となり、ポルトから日帰り旅行も可能です。